東京都商工会議所連合会の三村会長（東商会頭）は７月31日、小池百合子東京都知事とテレビ会議を開催し、意見交換を行いました。（東京都商工会連合会の村越政雄会長、東京都中小企業団体中央会の大村功作会長、東京都商店街振興組合連合会の桑島俊彦理事長とともに実施）

冒頭、小池都知事は「『新しい日常』の定着に向けたガイドラインの順守と、感染防止徹底宣言ステッカーの掲示をお願いしたい」と述べました。また、飲食店などへの営業時間の短縮要請について、「ご協力いただいた企業に対して協力金を支給する」と話し、さらなる協力を求めました。

これに対し三村会長は、「中小企業の事業継続と雇用維持への努力は限界。再度の経済収縮を避けるべく、検査体制の拡充や医療提供体制の安定化が急務」と指摘。加えて、東商が28日に政府へ提出した要望書「活動再開の基礎的インフラである検査体制の拡充と医療提供体制の安定化に向けて」についても触れ、都の施策への反映を要望しました。
　
各団体からの要請を受けて小池都知事は、「ステッカーの掲示やテレワーク・時差出勤の定着など引き続きご協力いただき、一丸となってコロナ禍を乗り越えていきたい」と締めくくりました。

• 要望書「活動再開の基礎的インフラである検査体制の拡充と医療提供体制の安定化に向けて」