東京商工会議所サービス・交流部会員交流センターでは、渋沢栄一が新紙幣肖像画に決定したのを記念し、１１月１１日（月）に「渋沢栄一の都内の足跡を辿るツアー 」を開催、１９名が参加しました。

　参加者はまず、東京証券取引所にて、株式会社制度を日本に導入した渋沢栄一の功績について、同所金融リテラシーサポート部の石田氏の講演を聞きました。次に兜町界隈のゆかりの地を散策し、渋沢翁が日本経済の発展を祈念して設置した縁起石「赤石」が設置されている日証館や、銀行発祥の地などを、石田氏の解説を聞きながら見学。渋沢翁が「日本資本主義の父」と言われる由縁に耳を傾けていました。

　次に、ツアー当日は渋沢翁の命日ということもあり、谷中霊園の渋沢家墓所を訪れ、故人を偲びました。その後、北区にて昼食とり、北とぴあにて開催中の「渋沢栄一街中史料館」を見学しました。

　昼食の際には、見学してきた渋沢翁の足跡を話題に、参加者同士で交流を深め、「５００社以上の会社設立に関与するなど、改めて渋沢翁の偉業を感じた」、「大河ドラマがますます楽しみになった」という声が聞かれました。