東商の活動
「外国人対象のビジネスマナー研修」を開催しました
東京商工会議所
研修センター
東京商工会議所 研修センターは、「外国人を対象としたビジネスマナー研修」を2019年3月27日に開催しました。
本研修は、外国人社員の方々が日本の商習慣にいち早く馴染み、新たな職場環境での定着、活躍していただくことを目的に初めて開催し、20名(ベトナム、韓国、台湾、中国、アメリカ、フィリピン、ブータン、香港、ミャンマー ※順不同)の外国人社員の方にご参加いただきました。
講師には、約120の企業・官公庁の語学研修や外国人を対象としたマナー研修を手掛ける、神田外語大学・神田外語キャリアカレッジの登録講師をお招きし、①ビジネスマナーの重要性、②第一印象の重要性、③挨拶(ことば、おじぎ、名刺交換)、④日本でやってはいけない態度・行動、⑤席次、⑥電話応対について、母国との商慣習を比較しながら、その考え方や理由などを踏まえ、解説していただきました。
講義は、対話型中心のグループ形式で行われ、ワーク(演習)も豊富に取り入れられました。名刺交換のワークでは、「名刺を財布や定期入れに入れてはいけない」、「会社名や名前を指で押さえてはいけない」などのビジネスマナーに注意を払いながら実際に全員で名刺交換を行いました。
また、態度・行動のパートでは、ビジネスシーンにおいて相応しい態度や行動をシーン別にクイズ形式で学びました。母国では目上の方に敬意を払う態度が、日本ではそれが失礼に当たることに驚く様子が見られるなど、講師の説明に熱心に耳を傾けられていました。
受講者アンケートでは、全体的な感想や印象に残ったこととして、「名刺交換は社会人として重要なマナーであるとわかった」、「今まで曖昧だったことが明確になった」、「日本人の考え方がわかった」などの声が聞かれ、今後身に付けたい能力として、「言葉遣い」、「メールの書き方」、「電話応対」、「日本語能力」などが挙げられました。
研修センターでは分野別に研修講座を各種ご用意しております。
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