金融部会（部会長＝塚本隆史特別顧問・みずほフィナンシャルグループ名誉顧問）は1月21日（月）、ニッセイ基礎研究所主席研究員の伊藤さゆり氏を講師に招き、講演会「2019年内外経済見通し」を開催し、138人が参加しました。

　伊藤氏は、本年の世界経済の見通しとして「成長は見込めるが、米中の動向により下振れリスクも抱え、なだらかに減速していくだろう」と解説し、米国・中国・ユーロ圏におけるトピックを述べたうえで、日本経済については「内需は底堅さを示し、緩やかな成長が続く。10月の消費税率引き上げも、軽減税率措置などにより、前回の引き上げ時よりも影響は少ない」との考えを示しました。

　参加者からは、「米中の貿易摩擦や技術競争が日本の経済に影響することが分かった」「中国経済に対する見解が特に参考になった」などの声が寄せられました。
　　　
　今後も金融部会では、皆様のビジネスに役立つ情報提供をしていきます。