東京商工会議所 交通運輸部会は、１２月６日、視察船「新東京丸」乗船&新客船ふ頭「東京国際クルーズターミナル」視察を開催し、３８名が参加しました。

　本視察会は、東京2020大会の開催決定に伴い、物流や観光の面で今後も期待が高まる東京港を船上から視察するとともに、2020年７月に開業予定の新客船ふ頭「東京国際クルーズターミナル」の整備状況などを見学し、新客船ふ頭整備による効果や東京港の将来像を展望してもらうために開催したものです。

　まず一行は、東京都港湾局の視察船「新東京丸」に乗船し、物流拠点の大井コンテナふ頭をはじめ、建設中の東京国際クルーズターミナルなどを見学。船内では、東京都港湾局の担当者から東京港のコンテナふ頭における物流の最前線や将来計画の他、世界最大級のクルーズ船の受け入れに対応するために、レインボーブリッジの桁下高の影響を受けない臨海副都心地域にクルーズターミナルを整備することになった背景などについて説明がありました。

　その後、ターミナルの工事現場に隣接するインフォメーションセンターを視察。４階建ての施設の完成模型を用いて、ターミナルの機能・設備などについて説明を受け、理解を深めました。