東商の活動

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三村会頭が世田谷・渋谷支部を訪問しました

2018年9月21日
東京商工会議所
支部運営課
IID世田谷ものづくり学校を視察

IID世田谷ものづくり学校を視察

渋谷ストリームを視察

渋谷ストリームを視察

 三村明夫会頭は9月21日、練馬・杉並・中野・渋谷・新宿支部の各支部会長と、人手不足対策支援・多様な人材活躍支援への取り組み、地域振興・まちづくり支援への取り組みについて意見交換を行いました。懇談会には佐々木隆副会頭(JTB相談役)、前田新造副会頭(資生堂相談役)、北山禎介副会頭(三井住友銀行特別顧問)、垣内威彦副会頭(三菱商事社長)、大久保秀夫副会頭(フォーバル会長)、野本弘文(東京急行電鉄会長)も出席いたしました。

 懇談に先立ち三村会頭はIID世田谷ものづくり学校を訪問。廃校となった中学校を再生した施設で教室のほとんどは、クリエイター・デザイナーといった“ものづくり”事業者のオフィスとして活用されています。入居企業のminneのアトリエを訪問し、子育て中の主婦による「家庭での起業(創業)」についての取り組みを伺ったほか、STEM教育協会を訪問し、子供に対する「ものづくり」や「プログラミング」教育への取り組みなどを伺いました。

 その後、東京急行電鉄などにより開発が行われている9月13日に開業した「渋谷ストリーム」や、渋谷エリア最高となる、高さ約230メートル・地上47階建の建設中複合施設「渋谷スクランブルスクエア」を視察されました。「渋谷駅周辺では複数の開発事業が進行しており、ビルの建設とあわせて、歩行者デッキの設置やホームの移動による動線改良、防災機能の強化等、課題克服による居心地のよい街づくりを進めている。」など、ご説明がありました。

 視察後の懇談会では、出席した練馬支部の髙内恒行会長(豊玉タクシー会長)が「都立練馬工業高校や都立第四商業高校とのインターンシップや社会人講師派遣の出前講座」の説明があったほか、杉並支部の和田新也会長(箱根植木社長)からは「中野支部などと連携したアニメ・サブカル地域ブランディング事業や青年部と区が連携した東京2020オリンピック・パラリンピック事業の実施など、連携事業を積極的に行っている」との説明があった。また、中野支部の麻沼雅海会長(アサヌマコーポレーション社長)からは「区内事業所の人手不足の深刻な状況についての報告と、対外需要やインバウンドを取り込んでいる企業事例集を発行する」など、話があった。渋谷支部の佐藤仁会長(東急レクリエーション相談役)からは「一駅歩くことで魅力発見・混雑緩和を目指した「シブヤ一駅さんぽ」事業」についての説明があった。最後に新宿支部髙野吉太郎会長(新宿高野社長)より「外国人留学生をどう取り込むかが重要。専門学校や日本語学校の留学生に対し、『留学』資格から『技術・人文知識・国際業務』資格への変更を容易にするなど対策を進めてほしい」と要望が述べられました。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
総務統括部 支部運営課
TEL 03-3283-7620