ニュースリリース
「【緊急調査】2021年卒採用活動における中小企業の動向アンケート」をとりまとめました
東京商工会議所
人材・能力開発部
東京商工会議所(三村明夫会頭)は、新型コロナウイルスによる2021年卒を対象にした採用活動への影響や、
採用に向けたニーズを把握するため標記調査を行い、結果を別紙のとおりとりまとめましたのでお知らせします。
調査結果のポイントは以下のとおりです。
【 調査結果のポイント 】
【新型コロナウイルスの採用活動への影響】
・採用活動に「影響が生じた」とした企業は83.8%で、そのうち97.8%の企業は、
対策を講じながら採用活動を実施すると回答。影響を受けながらも、採用意欲は衰えていないことが伺えた。
【採用活動における影響を受けた内容】
・エントリーシート(履歴書)受付開始時期への影響については、
「遅れて実施(予定含む)する」は32.8%で、受付開始時期は8月以降が29.7%など、
全体的に後ろ倒しになっていることがわかった。
・採用人数への影響については、「現時点では未定」は21.5%、
「抑えて(予定含む)採用する」は10.8%と回答。
一方、66.2%の企業は当初計画採用人数から変更しないと回答。
・その他、WEBシステム導入や選考会を一部中止するなど、選考フローを変更したとの声が聞かれた。
【採用に向けた取り組み】
・採用活動においてWEBシステムを「導入した」「導入に向けて検討している」は合わせて71.8%となり、
WEBシステムを積極的に導入する事例が多かった。
・今後採用に向けて、「学校との情報交換」を望む企業が62.9%と最も多かった。
新型コロナウイルスの影響を受けた学生の動向や学内合同会社説明会への出展に関して
情報収集したいとの声が聞かれた。
〈調査概要〉
●調査期間/2020年4月28日~5月8日
●送信対象・件数/過去3年に人材支援センター主催新卒向け採用支援事業を利用した企業1,400社
●有効回答/327社、回答率22.5%
東京商工会議所
人材・能力開発部
担当 和泉・貫井・細井
TEL 03-3283-7640
FAX 03-3287-0308