会頭コメント

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小渕首相の施政方針演説について

1999年1月19日
東京商工会議所

 新しい連立政権の発足を踏まえ、経済再生に力強く取り組んでいく首相のリーダーシップが伝わってくる内容だったと思う。21世紀に向けた国政運営の基本として、5つの架け橋の構築を目指すことを打ち出したのは、国民に対する将来の不安を取り除くメッセージとして大いに歓迎できる。
 ただ、自自連携が成ったとはいえ、連立与党が参院で過半数に満たない事情に変わりはなく、安全保障問題や国会議員定数削減問題など、今通常国会の運営を円滑にすすめるのは、なかなかに困難を伴うだろう。しかし、国難に直面している現在、与党としてはこれを打開する思いきった政策を打ち出していくべきであり、与野党間に活発かつ開かれた論議を展開してもらいたい。野党としても、協力すべきは点は協力する姿勢を示してもらいたい。
 時間は待ってはくれない。要はスピーディーな対応が肝心なので、いたずらに問題を先送りすることのないよう、政治の責任において問題の解決を図ることを強く期待する。

以上