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「中野駅周辺産業活性化に関する意識調査」結果について

2008年3月28日
東京商工会議所
中野支部

 東京商工会議所中野支部(石井卓爾会長:三和電気工業㈱代表取締役社長)は「中野駅周辺産業活性化に関する意識調査」を実施した。

本調査は、業務・商業施設が集中し、中野区の中心となっているJR中野駅周辺において、現在進行中の警察大学校跡地などの再開発計画を踏まえて、区内事業者に対し再開発についての意向や将来の地区イメージ、事業立地上の魅力やビジネス展開の可能性など地域事業者の基本的な考え方・要望についての調査を行ったもの。

調査方法は、東商中野支部会員及び中野駅周辺まちづくり区域(約80ha)内の事業者(3,318)を対象に、平成19年8月23日から9月10日、郵送にて実施。回答数は565事業所(回収率17.0%)。
調査結果のポイントは以下のとおり。

【 調査概要 】

1. 中野駅周辺の事業立地上の魅力は軌道系交通利便性 不満は道路・イメージ

○ 現在の中野駅周辺区域の事業所立地上の魅力について聞いたところ、最も魅力として大きいとされたのが「交通が便利である」(89.3%)。以下「中野区の中心的な場所」(80.8%)、「新宿に近い」(75.9%)、「生活に便利」(67.9%)、「通勤しやすい」(67.6%)と続き、鉄道等の交通利便性や職住近接が魅力との回答であった。一方、魅力として少ないものは、「駐車場」(59.7%)、「道路」(58.4%)で圧倒的に魅力不足となっている。ほかに見劣りするものとして「地域のブランド・イメージ」(33.3%)や「経営・研究開発支援」(33.5%)があげられた。

2. 再開発については約7割が期待 活性化やマイナスイメージ刷新を求める

○ 中野駅周辺再開発についての意向について聞いたところ、「中野区の活性化に役立つ」(52.4%)、「中野区のイメージアップにつながる」(16.2%)と約7割の事業者が肯定的に捉えている。
その理由について自由記入形式で聞いたところ、最も多いのはまちのイメージやコンセプトの刷新に関するもので、これまでの中野のマイナスイメージである“ごみごみ”“混沌”“古い”“庶民的”“マニアック”等が今回の開発でプラスに転換できる。新たなまちのイメージとしては“明るい”“すっきりしている”“文化程度が高い”等のキーワードがあがっている。

3. 将来の地区イメージは『商業・業務・住宅等複合都市』 具体的には吉祥寺?

○ 将来の中野駅周辺地区のイメージについて聞いたところ、「商業・業務・住宅等複合都市」が46.3%で最も多く、「生活文化都市」(33.1%)、「商業都市」(32.1%)との回答だった。
具体的な類似都市としては1位に「吉祥寺」(35.4%)、次いで「荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺」(15.9%)があげられており、“JR中央線『新宿』-『吉祥寺』間で存在感のあるまち”への期待がみられる。さらに3位には、恵比寿ガーデンプレイスの開業で脚光をあびた「恵比寿」(6.9%)と続いている。

4. 有効な産業振興支援策は駅・駅前広場等都市インフラの整備と情報発信力強化

○ 賑わいをつくりだすために有効な産業振興支援策についてきいたところ「「駅前広場の整備」(39.5%)、「駅舎の整備」(31.3%)、「歩行者専用道路、自転車専用ゾーンの整備」(24.7%)であり、まず都市インフラの整備があげられている。続いて、地域ブランドやイメージに関わる「文化・芸術・イベント活動についての情報提供」(22.8%)、「来街者用の地区や通り、店舗等の情報マップ」(19.4%)、「地元住民用の店舗等の情報マップ」(14.5%)等、情報提供やそのためのプロモーションがあがっている。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
中野支部
担当 漆原・新井
TEL 03-3389-1241
FAX 03-3319-0381