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新卒者等採用動向調査について

2005年2月10日
東京商工会議所

 東京商工会議所(山口信夫会頭)では、厳しい雇用環境の中、企業の新卒者等採用動向を探るため、このたび会員中堅・中小企業5,000社(資本金1,000万円から1億円で無作為抽出)を対象に調査を実施し、結果をとりまとめた。
  調査期間は平成16年11月24日~12月10日。回答企業数364社(回答率7.3%)。
  調査結果の概要は以下のとおり。

【 調査概要 】

【2005年4月の採用動向】

○採用予定数は増加傾向
 今年度の採用活動において、回答企業の4割強が採用を見送っているが、採用を予定する企業のうち「採用数が前年より上回った」企業が46.4%と前年比9.6ポイント増加、「下回った」とする企業は31.3%と前年比4.3ポイント減少するなど、採用意欲の回復傾向がみられる。

○「予定人数確保できず」が増加
 「(新卒者を)予定通り確保できた」企業は53.2%と前年比8.5ポイント減少したのに対し、「予定通りではない(が確保できた)」企業は35.8%で9.8ポイント増、「一人も確保できなかった」は8.5%で4.0ポイント増となり、双方合わせると半数近い企業(44.3%)が予定人数を確保できていない状況にあり、中小企業にとって「採用難」が強まる傾向がうかがえる。

○4割の企業で内定辞退
 予定人数を確保できない理由として、「いい人材がいない」(28.1%)が最も多く、次いで「学生の内定辞退」(23.6%)が上がっているが、今年の採用活動の中で、4割強(41.3%)の企業が学生からの「内定辞退があった」と回答している。

【2006年4月の採用動向】

○来年度の新卒採用は回復基調
 「採用予定あり」と回答した企業は43.4%で前年比3.4ポイント増加する一方で、「採用予定なし」は19.0%と前年比0.8ポイント減少しており、中小企業の採用意欲の改善傾向が見受けられる。

○採用活動の早期化に落ち着き
 採用活動の開始時期について、「1月~3月」が38.0%、「4月~6月」は36.7%と、ほぼ同数であった。「1月~3月」とする回答が前年比で9.1ポイント増えたものの、前々年調査において「1月~3月」が47.6%、「4月~6月」が27.4%であったことを考えると、「採用活動の早期化」は比較的落ち着いてきているといえる。

【中途採用】

○半数以上の企業が中途採用に意欲的
 今後3年間での中途採用の実施について「予定あり」の回答は53.6%で、「予定なし」とする5.5%を大きく上回り、中途採用に対する積極的姿勢が目立った。また、中途採用を行うに当たって、重視するポイントは「専門知識・技能」(57.4%)、「協調性(コミュニケーション能力)」(49.2%)、「積極性」(34.1%)の順となっている。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
人材・雇用情報センター 
担当 宮本・林
TEL 03(3283)7590