会頭コメント

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第20回参議院議員選挙結果について

2004年7月12日
東京商工会議所

 予想されていたこととはいえ、自民党にとっては厳しい審判であったと受け止めている。自民党の苦戦の原因は、年金改革やイラクへの多国籍軍参加決定手続きについての説明不足と、国民に対する謙虚さが足りなかったことを争点にされたことにある。自民党はこの結果を真摯に受け止める必要がある。
 しかし国民の最大の関心事は、当面の経済問題と、将来にわたる国民生活の安全・安心の問題であったと思う。経済の面で当面の最も大事な課題は、デフレを解消し、せっかく上向きつつある現在の景気を中小企業や地域へ広く波及させることにある。従って与党としては、引き続き小泉内閣の下で、今回の選挙で示された国民の声を十分かつ謙虚に聞きながら、自律的景気回復への確かな経済運営、さらには持続可能な社会保障制度全体の抜本的な改革を図ってほしい。
 一方、民主党は自民党への批判票を集めてよく健闘した。将来の2大政党制へ一歩近づいたと言えるだろう。

以上