東京商工会議所（小林健会頭）は、トラベル＆ツーリズム委員会（委員長：田川博己副会頭・(株)ＪＴＢ相談役）において、標記要望を取りまとめましたので、お知らせします。

　2024年には訪日外国人旅行者数が3,687万人、訪日外国人消費額は8.1兆円と過去最高を記録しましたが、現在開催中の「大阪・関西万博」に引き続き「世界陸上」「園芸博」などの国際的イベントが控える中で、今後もさらなる訪日外国人の増加が見込まれます。一方で、慢性的な人手不足や一部地域への観光需要の集中といった課題に加え、ツーリズム関連消費の拡大や、持続可能な発展に向けた意識醸成、相互交流の拡大等、求められる施策は山積しています。

　こうした状況を踏まえ、本要望では、以下4つの重点要望項目及び3つの継続要望項目について、官民が一致団結して取り組むべき施策を国に要望しています。

　今後、政府をはじめ関係各方面に提出し、要望内容の実現へ向けた働きかけを行ってまいります。