会頭コメント

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経済財政運営基本方針の原案について

2001年5月31日
東京商工会議所

 小泉内閣が唱える「聖域なき構造改革」の実現をめざし、大胆な改革方針が打ち出されたことを歓迎したい。わが国の経済財政運営や経済社会の構造改革に不可欠な課題が網羅されており、目配りの効いた内容だと思う。
 もとより、今回提示された「骨太の方針」を今後いかにして具現化していくかが最大の課題であることは言うまでもなく、さらに詳細なプランやシナリオを明示していくことが求められるだろう。
 とりわけ経済構造改革に関しては、商工会議所としても、その推進が重要であるとの方針に異論はない。しかし、景気の下降が明らかな状況で改革が実行されることになるため、景気への影響にも気配りすることが必要だろう。特に、不良債権処理に関しては、中小企業への影響や雇用面に十分配慮して所要のセーフティーネットを具体的に示していくことが重要である。
 いずれにせよ、真の改革が効果的に実現できるよう、小泉総理のリーダーシップに期待したい。

以上