政策提言・要望

政策提言・要望

「東京外かく環状道路(関越道~湾岸道路)の整備促進に関する要望」について

2023年10月18日
東京商工会議所
地域振興部

東京商工会議所(小林健会頭)をはじめとする都内8商工会議所、商工会連合会、交通運輸・商業・観光関係など都内15団体で構成する「東京外かく環状道路(関越道~湾岸道路)整備促進連絡会議」は、本日、第18回目の会合を開催し、標記要望を別添の通り決議いたしました。

当連絡会議では今後、東京都議会外かく環状道路建設促進議員連盟等とも連携し、国土交通省や東京都などの関係機関に対して、同環状道路の整備促進を引き続き要望してまいります。

要望内容

1.陥没・空洞箇所周辺における丁寧な対応
・地域住民に丁寧に説明するとともに、陥没・空洞箇所周辺での補償等の対応、地盤補修の実施について、誠心誠意取り組むこと。

2.再発防止対策等を徹底し、事業用地外の掘進も含め、安全確保を最優先とした上での、シールド工事の推進と東京外かく環状道路(関越道~東名高速間)の早期開通
・大泉側本線シールド工事、中央JCTランプシールド工事、東名JCTランプシールド工事においては、今般有効性が確認された再発防止対策等を徹底した上で、事業用地外も含め安全を最優先に早期に工事を推進すること。なお、地域住民に対しては、不安を取り除くよう工事の状況等について、丁寧に説明をすること。
・東名側本線シールド工事においては、陥没・空洞箇所周辺での地盤補修等の進捗も踏まえつつ、再発防止対策等を早期に策定すること。
・本体トンネル部の工事を安全かつ着実に推進し、一日も早い開通を目指し、国において用地および工事に必要な財源を確保すること。
・現在、約9割の進捗であるJCT・IC等の用地取得及び区分地上権取得を促進すること。特に進捗が遅れている青梅街道IC部における用地取得、区分地上権取得を国と東京都が連携のうえで加速すること。

3.東京外かく環状道路(東名高速~湾岸道路間)の早期計画具体化
・環状道路としての機能を最大限発揮させるために、「東京外かく環状道路(東名高速~湾岸道路間)計画検討協議会」において、スピード感をもって検討を進め、東名高速から湾岸道路間のルート全体の計画について、起終点やインターチェンジの位置等を決定し、できる限り早期に事業化すること。


※「東京外かく環状道路(関越道~湾岸道路)整備促進連絡会議」について
1.目的:東京外かく環状道路の関越道~東名高速間の整備促進および東名高速以南の早期計画具体化
2.設置:2007年10月22日
3.構成団体:
東京商工会議所、八王子商工会議所、武蔵野商工会議所、青梅商工会議所、立川商工会議所、むさし府中商工会議所、町田商工会議所、多摩商工会議所、東京都商工会連合会、一般社団法人東京都トラック協会、一般社団法人東京バス協会、一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会、東京都商店街連合会、公益財団法人東京観光財団、公益社団法人東京青年会議所

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 都市政策担当
TEL 03-3283-7621