会頭コメント

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統一地方選挙結果について

1999年4月11日
東京商工会議所

(東京都知事選挙結果について)
 有力候補が多数立ったことで活発な選挙戦となり、有権者にとっても選択肢が広かったと言える。悪天候のもとながら都民の関心の高さを反映してまずまずの投票率だったのではないか。
 石原さんが当選したのは、都民各層の支持を広く集めた結果だろう。石原さんは、政治経歴は申し分なく、主義主張も明快な方である。これからの都政を担っていく知事として適切な選択だったと思う。
 東京都はいま、解決すべき課題をたくさん抱えている。行政のスリム化と財政再建には、直ちに着手しなければならない。1200万都民の生命と安全の確保はもとより、さらなる都市基盤の整備、福祉の充実や真の豊かさを享受するための政策課題も山積している。一方、景気浮揚を通じた東京の産業の再生も重要課題である。特に、まだ先行き不透明な現状の中で、経済の基盤を支える中小企業対策には万全を期してほしい。
 これらの問題に同時に取り組み、解決に導くかどうかは石原さんの決断と実行力にかかっている。東京都行政の行方はわが国全体に及ぼす影響も大きく、知事の役割は極めて大きいので、都民の声も十分聞きながら勇断をもって実行していただきたい。商工会議所としても協力を惜しまない。

(統一地方選挙全般の結果について)
 11道府県知事選の結果は、総じて各党の支持を背景とした現職が強みを発揮したと言える。

以上