東京商工会議所（三村明夫会頭）は、外部研修を有効活用するために必要なポイントをまとめた冊子「人材育成を成功させるための研修活用術」を発行します。

当所が実施した従業員研修の実施状況に関するアンケートでは、「人材育成への経営者の関心が高まった（46.9%）」ことなどを理由に研修予算・費用ともに増加傾向にある一方で、40％の事業者が研修前の取り組みとして「何も行っていない」、受講後の取り組みとして「受講効果の検証を行っている」が1%と、研修効果を高めるために必要な取り組みが十分に行われていないことが浮き彫りとなりました。

本冊子では、研修担当者として取り組むべき７つのポイントや、従業員の成長を支援する企業の好事例を紹介するとともに、研修企画に求められる人材育成体系図や外部研修活用チェックリストなどの実務に役立つツールは、ウェブページからテンプレートをダウンロードし、活用いただけるようにしました。

本冊子は、11月8日（金）よりウェブサイトに公開し、11月28日（木）開催の「今いる人材で“勝つ”ための外部研修活用の最前線セミナー」で活用する他、東京商工会議所本部および23支部で配付します。