政策提言・要望

政策提言・要望

東京及び首都圏の将来像とその実現に向けた施策に関する意見について~「事業を続ける・したくなる」「楽しく、快適、集いたくなる」都市・東京の実現へ~

2019年6月14日
東京商工会議所
地域振興部

 東京商工会議所(三村明夫会頭)は、第718回常議員会(6月13日開催)において、首都圏問題委員会(委員長:野本弘文副会頭・東京急行電鉄会長)が取りまとめた標記意見を、別紙のとおり決議しましたので、お知らせします。
 本委員会ではこれまで国や東京都のインフラ関連施策に対する要望を行ってまいりましたが、今回は初めて、事業者の立場から2030年を見据えた東京及び首都圏のあるべき姿(将来像)を描き、その上で将来像の実現に向けた具体的な施策を要望しています。
 今後、国土交通省、東京都等の関係先に対して本要望の実現を働きかけていくとともに、インフラのストック効果の周知等について、国土交通省・東京都と引き続き緊密に連携を図っていきます。

意見の概要

<東京及び首都圏のあるべき姿(将来像)>
「事業を続ける・したくなる」「楽しく、快適、集いたくなる」都市

下図の通り、国内事業主、海外企業・人材、(訪日)観光客、住民の4つの主体の観点
から、「都市の基盤」「多種多様の魅力」「各地域との直結」に関してあるべき姿を整理


<東京及び首都圏の将来像の実現に向けた要望(重点要望項目を中心に抜粋)>
〇都市の基盤
・土地利用の更なる高度化と都市計画の運用 等

〇多種多様の魅力
・民間活力による都市再生の推進
・国際的ビジネス環境整備の推進
・楽しさやオープンな交流の創出に向けたソフト面からの都市政策の推進 等

〇各地域との直結
・首都圏空港処理能力強化・就航都市数増加
・都心と首都圏空港間のアクセス改善をはじめとした鉄道交通網の強化
・国際海上コンテナターミナル整備事業の推進
・首都圏三環状道路の整備(外環道、圏央道) 等

〇上記の各要素を支えるために必要な基盤
施策のスピードアップ、新技術の迅速な社会実装 等

東京及び首都圏のあるべき姿(将来像)

東京及び首都圏のあるべき姿(将来像)

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 平澤、三田
TEL 03-3283-7621
FAX 03-3283-7633