東京商工会議所（三村明夫会頭）は、この度、カラーコーディネーター検定試験の全面改訂を行い、来年（２０２０年）６月からスタートすることを決定しましたので、お知らせいたします。
　カラーコーディネーター検定試験は、東商初の企画検定として１９９５年にスタートし、これまでに、５７万人の方々に受験機会を提供し、延べ２５万人の合格者を輩出しています。
　昨今、人口構成の変化や、ＩＴ技術の急進、グローバル化の促進など、社会を取り巻く環境が大きく変化しており、色を取り巻く環境においても、色の専門知識だけではなく、デザイン、イメージ、プレゼンテーションまで含めた、総合的なコーディネート能力が求められています。
　こうした変化を踏まえ、今回全面改訂するカラーコーディネーター検定試験は、色の基本ルールを理解し、様々なビジネスシーンで、活用、提案ができる人材を育てることを目的として、スタンダードクラス（色の表現方法など、基礎知識を理解していること）とアドバンスクラス（色の基礎知識をもとに、様々な現場で必要とされる知識・技能を発揮できること）の２クラスを新たに設定しました。
　東京商工会議所では、これからも、時代のニーズに併せた、最適な産業人材育成支援に努め、皆様の利用促進を図ってまいります。