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知識確認テスト サンプル問題

  • 健康経営に関する記述のうち、最も不適切なものを1つだけ選びなさい。

    • 健康経営とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する経営手法である。
    • 「『日本再興戦略』改訂2014」では、「健康経営に取り組む企業が、自らの取り組みを評価し、優れた企業が社会で評価される枠組み等を構築すること」が明記された。
    • 健康経営では、従業員等の健康増進等にかかる支出を投資ではなく、コストとしてとらえることが重要である。
    • 「日本再興戦略2016」において健康経営優良法人認定制度の開始が明記され、大規模法人向けと中小規模法人向けの認定制度がスタートした。
    答え・解説

    健康経営は、従業員等の健康増進等にかかる支出をコストではなく、健康投資としてとらえることが重要である。

  • 健康スコアリングレポート、健康投資管理会計に関する記述のうち、最も不適切なものを1つだけ選びなさい。

    • 健康スコアリングレポートでは、事業主と健保組合のコミュニケーションの一助となるよう、予防・健康づくりの取組状況や健康状況等を可視化している。
    • 健康スコアリングレポートは、2021年度には事業主単位(被保険者数が50 名以上の適用事業所)で作成・配布されるようになった。
    • 健康投資管理会計は、各社の健康経営の取り組みを管理会計の手法を用いて見える化し、適切に内部管理できるようにし、またステークホルダーに開示し対話することを可能にするものである。
    • 健康投資管理会計は、基本的に内部管理として活用するものであるが、外部報告を目的とした財務会計のような標準化されたルールも定められている。
    答え・解説

    健康投資管理会計は、基本的に内部管理として活用するものであり、外部報告を目的とした財務会計のように標準化されたルールはない。

  • 企業や組織で働く従業員の健康関連総コストの記述のうち、最も適切なものを1つだけ選びなさい。

    • 一般に従業員の健康関連総コストの中では、「プレゼンティーイズム」が最大のコスト要因となっている。
    • 「プレゼンティーイズム」とは、従業員が出勤・欠勤を問わず、何らかの健康問題によって業務の能率が落ちている状況をいう。
    • 「アブセンティーイズム」の要因には、メンタルヘルス、アレルギーや偏頭痛、生活習慣病等による業務能率の低下が挙げられる。
    • 若い世代や女性は病気で休むことは少ない一方で、アブセンティーイズムによる損失割合が高い傾向にある。
    答え・解説

    ①は正しい。②プレゼンティーイムズは「出勤はしているものの体調が優れず、生産性が低下している状態」のことをいう。そのため、「出勤・欠勤を問わず」という記述は誤りである。③「アブセンティーイズム」ではなく、「プレゼンティーイズム」の説明である。④若い世代や女性は病気で休むことは少ない一方で、プレゼンティーイズムによる損失割合が高い傾向にある。

  • 労働安全衛生法に関する記述のうち、最も適切なものを1つだけ選びなさい。

    • 事業者は、健康診断の項目に異常の所見有りと診断された労働者に対して、健康診断の結果を通知しなければならない。
    • 事業者は、健康診断の結果、特に健康の保持に努める必要があると認める労働者に対し、医師または保健師による保健指導を行うように努めなければならない。
    • 事業者は、労働者を雇い入れたとき、管理監督者に昇格したとき、危険または有害な業務につかせるときは、労働者に対してその従事する業務に関する安全または衛生のための教育を行わなければならない。
    • 常時50人以上の労働者を使用する事業場では、産業医を選任しなければならないが、例外として、医療業では産業医を選任しなくてもよい。
    答え・解説

    ①事業者は受診者全員に所見の有無にかかわらず健康診断の結果を通知しなければならない。③事業者は、労働者を雇い入れたとき、労働者の作業内容を変更したとき、危険または有害な業務につかせるときは、労働者に対してその従事する業務に関する安全または衛生のための教育を行わなければならない。④業種にかかわらず常時50人以上の労働者を使用する事業場は産業医を選任する必要がある。

  • 健康経営の推進に関する記述のうち、最も適切なものを1つだけ選びなさい。

    • 健康経営の推進にあたっては、取り組む従業員のボトムアップが何より重要であり、トップのリーダーシップはあまり影響を及ぼさない。
    • 健康経営の取り組みを推進する企業・組織は、医療保険者と目的や目標が異なるので、それぞれ独自に健康経営の推進にあたることが望ましい。
    • 健康経営を取り組むにあたって、スタート時は綿密な計画を練って大きな成果を目指す必要がある。
    • 健康経営を推進する組織づくりにおいて、産業医や保健師等の外部の人材活用も有効である。
    答え・解説

    ①トップのリーダーシップは重要である。②企業と保険者の連携(コラボヘルス)は重要となる。③スタート時は、綿密な計画を練って大きな成果を目指すよりは、できることから始めることが望ましい。

  • ヘルスリテラシーに関する記述のうち、最も不適切なものを1つだけ選びなさい。

    • ヘルスリテラシーは、「良好な健康状態の維持、増進のために必要となる情報にアクセスし、理解し、活用する個人の意欲や能力を決定づける認知と社会的スキル」である。
    • 従業員のヘルスリテラシーが低いことは、個人の健康だけではなく、職場や会社の健康や生産性に影響する。
    • ヘルスリテラシーが不十分な人の傾向の1つとして、「医学的な問題の最初の兆候に気づきにくい」などがあげられる。
    • 機能的ヘルスリテラシーは、「健康や医療に関して、さまざまな形のコミュニケーションによって情報を入手したり価値を引き出したりして、新しい情報を適用できる能力」のことである。
    答え・解説

    選択肢は相互作用的ヘルスリテラシーの説明である。機能的ヘルスリテラシーは、「健康や医療に関して、日常生活場面で有効に機能する読み書きの基本的な能力」のことである。

  • 病気の治療と仕事の両立支援に関するA~Dの記述のうち、正しい組み合わせを①~④から1つだけ選びなさい。

    • A.労働安全衛生法では、事業者は、「心臓、腎臓、肺等の疾病で労働のために病勢が著しく増悪するおそれのあるものにかかった者」に対して、就業上の措置(就業場所の変更、作業の転換、労働時間の短縮等)を行うよう努めることを求めている。
    • B.合理的配慮とは、障害者と障害者でない人の均等な待遇の確保、または障害者の能力の有効な発揮の支障となっている事情を改善するための措置のことであり、法律では事業者は障害者への合理的配慮を提供することが求められている。
    • C.両立支援は、病気の種類によらず、画一的な支援策を講じることが有効とされている。
    • D.病気の治療と仕事の両立支援を進めるうえでは、従業員本人を中心に上司・同僚、人事労務担当者、主治医、産業医などの関係者が連携して、合意形成することが大切である。
    • AとB
    • BとD
    • CとD
    • AとCとD
    答え・解説

    A 事業者は「心臓、腎臓、肺等の疾病で労働のために病勢が著しく増悪するおそれのあるものにかかった者」に対して、就業を禁止することを求めている。C 同じ病気であっても、一人ひとりの病気の程度も仕事の内容も違うので、それぞれの状態をよく知り、それに応じた柔軟な対応策を考えることが必要である。

  • メンタルヘルス対策に関する記述のうち、適切なものを全て選びなさい。

    • 従業員の不調に気づくためには、その従業員の「変化」に気づくことが大切といえる。
    • 労働者50人未満の小規模事業場は、産業保健総合支援センターの地域窓口(地域産業保健センター)にメンタルヘルス不調者の対応について無料で相談をすることができる。
    • 休業する従業員に対して、傷病手当金などの経済的な保障、不安・悩みの相談先の紹介、休業の最長(保障)期間などは、安心して療養に専念するのに重要な情報であるため必ず伝えるようにする。
    • 主治医による職場復帰の可能性の判断は、メンタルヘルス不調者が職場で求められる業務遂行能力まで回復していると判断した場合に限られている。
    答え・解説
    ①②③

    ④主治医による診断は、日常生活における病状の回復程度によって職場復帰の可能性を判断していることが多く、必ずしも職場で求められる業務遂行能力まで回復していると判断しているとは限らない。

  • 健康経営を実践する5つのステップについて、(A)~(C)に入る語句の組み合わせのうち、最も適切なものを1つだけ選びなさい。

    • STEP1 健康宣言
    • STEP2 (A)
    • STEP3 (B)
    • STEP4 (C)
    • STEP5 健康づくりの効果検証・改善
    • A:組織体制の整備、B:健康課題等の把握、C:計画策定・健康づくりの推進
    • A:健康課題等の把握、B:計画策定・健康づくりの推進、C:組織体制の整備
    • A:組織体制の整備、B:計画策定・健康づくりの推進、C:健康課題等の把握
    • A:健康課題等の把握、B:組織体制の整備、C:計画策定・健康づくりの推進
    答え・解説
  • 次の文中の(A)~(C)に入る語句の組み合わせのうち、最も適切なものを1つだけ選びなさい。

    • コーチングを実践するためには、相手との間での信頼関係の構築が欠かせない。限られた時間の中でヒアリングを行って、相手の本音を引き出すためには、早い段階での信頼関係の構築が必要となる。この信頼関係の構築には「(A)」の形成が重要となる。この(A)を形成するためのテクニックとしては、「ミラーリング」(相手の身振りや動作を真似る方法)、「(B)」(相手の話し方、状態、呼吸などのペースを合わせる方法)、「(C)」(相手が話した内容を繰り返し反復する方法)の3つの代表例がある。
    • A:ラポール、B:リフレ―ミング、C:アンカリング
    • A:リレーションシップ、B:リフレーミング、C:バックトラッキング
    • A:ラポール、B:ペーシング、C:バックトラッキング
    • A:リレーションシップ、B:キャリブレーション、C:アンカリング
    答え・解説

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