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東商けいきょう集計結果 (中小企業の景況感に関する調査) 平成22年7~9月期

2010年9月29日
東京商工会議所

  東京商工会議所(岡村正会頭)はこの度、中小企業の景況感をより正確に把握することを目的に標記調査を実施した。調査期間は平成22年8月25日から9月1日まで、対象は東京23区の中小企業2,367社。調査はFAXおよび聴き取りで行い、回答数は922社(回答率39.0%)。

【 ~景況は回復にやや足踏み感、先行きへの警戒高まる~】

○「業況DI」(全業種)は、前年同期比で前回調査に比べ+0.4ポイントと横ばいとなり、5期続いた回復傾向にやや足踏み感が見られる。来期見通しでは6期ぶりに悪化に転じ、先行きへの警戒が高まっている。
○「売上DI」(全業種)と「採算DI」(全業種)は、前年同期比では改善したものの、「採算DI」(全業種)では来期見通しでマイナス幅が拡大した。
○「資金繰りDI」(全業種)は、前年同期比でマイナス幅が大幅に拡大。「民間金融機関の貸出姿勢DI」(全業種)は、前年同期比、今期水準ともにマイナス幅が拡大、2期連続した改善傾向から悪化に転じた。年末に向けて資金確保が困難となる企業の増加も懸念される。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
中小企業部
担当 小島・森
TEL 03-3283-7754