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東商けいきょう集計結果(中小企業の景況感に関する調査)平成25年10~12月期

2013年12月18日
東京商工会議所
中小企業部

 東京商工会議所(三村明夫会頭)はこの度、中小企業の景況感をより正確に把握することを目的に、標記調査を実施しました。調査期間は、平成25年11月6日から11月15日まで、対象は東京23区の中小企業2,427社。調査はFAXおよび聴き取りで行い、回答数は1,007社(回答率41.5%)。

【 東京の景況は着実に回復、先行きも更なる改善を見込む~業況・売上・採算DIで、調査開始以来の最高値を更新~】

○「業況DI」(前年同期比・全業種)は、▲5.6(前回調査比+4.5ポイント)と4期連続で改善した。「悪化」企業の割合が調査開始以来、最低の26.5となり、景気の回復感は底辺にも及んでいる。業種別では、建設業で大幅に改善が見られ、過去最高の20.0となるものの、小売業、サービス業は小幅に悪化しており、業種ごとにばらつきが見られる。来期の見通しは1.9(今期比+7.5ポイント)と、プラス水準に転じる見込み。

○「売上DI」(前年同期比・全業種)は、0.6(前回調査比+10.4ポイント)と改善し、調査開始以来、初めてプラスに転じた。全業種で改善し、特に建設業では改善幅が大きい(前回調査比+27.7ポイント)。来期の見通しは、7.3(今期比+6.7)と上昇を見込んでおり、更なる改善の見通し。

○「採算DI」(今期水準・全業種)は13.2(前回調査比+6.2ポイント)となり、7期連続で黒字超を維持した。全業種で改善が見られるものの、小売業は他業種と比べ回復が遅れており、▲7.6とマイナス水準にある。

○「資金繰りDI」(前年同期比・全業種)は、▲9.5(前回調査比-1.3ポイント)となったが、「民間金融機関の貸出姿勢DI」(前年同期比・全業種)は、0.3(前回調査比+3.4ポイント)と改善し、約6年ぶりにプラスに転じた。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
中小企業部
担当 石井・西村
TEL 03-3283-7643