東商けいきょう集計結果(中小企業の景況感に関する調査)平成25年1~3月期
東京商工会議所
中小企業部
東京商工会議所(岡村正会頭)はこの度、中小企業の景況感をより正確に把握することを目的に、標記調査を実施しました。調査期間は、平成25年2月23日から3月1日まで、対象は東京23区の中小企業2,382社。調査はFAXおよび聴き取りで行い、回答数は1,035社(回答率43.5%)。
【 ~東京の景況は改善、先行きに対する期待感も高まる~】
○「業況DI」(全業種)は、前回調査に比べ+4.9ポイント(前年同期比▲20.8→▲15.9)改善した。業種別にみると、建設業は公共工事等の増加により、調査開始以来初めてプラスに転じた(前年同期比▲1.5→2.6)。
来期見通しも、前回調査に比べ+12.6ポイント(前年同期比▲20.6→▲8.0)となり、大幅に改善している。
○「売上DI」(全業種)は、+6.0ポイント(前年同期比▲21.3→▲15.3)改善し、業種別にみると、サービス業の回復幅が大きい(▲14.6→▲0.8)。
来期見通しも、前回調査に比べ+16.8ポイント(前年同期比▲20.4→▲3.6)と大幅に改善している。
○「採算DI」(全業種)は、+6.7ポイント(前年同期比▲26.5→▲19.8)改善した。今期水準は、前回調査に比べ+3.4ポイント(3.4→6.8)改善し、4期連続で黒字超を維持した。
○「資金繰りDI」(全業種)は、+0.9ポイント(前年同期比▲13.0→▲12.1)と横ばいとなった。
東京商工会議所
中小企業部
担当 下ノ村・木下
TEL 03-3283-7883