会頭コメント

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4-6月期GDP速報について

2003年8月12日
東京商工会議所

 4-6月期のGDPが、実質で6・四半期連続のプラス成長を維持し、名目でも3期ぶりにプラスに転じたことは歓迎できる。また現在では、株価の持ち直し、米国経済への期待から、一部業種での堅調な設備投資など明るい材料もみられる。
 しかし、GDPデフレーターは21・四半期連続のマイナスで、デフレが継続している状況に変わりはない。また、失業率の高止まり、異例の長梅雨と冷夏の今後への影響など不安材料も少なくない。全体的にみて、日本経済が本格的な回復へ向かう力強さは乏しく、楽観は禁物である。
 回復の兆しがみえてきた今こそ、デフレ克服、自律的な景気回復へ向けた適切な経済運営を望みたい。

以上