会頭コメント

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参議院議員選挙の公示について

2001年7月12日
東京商工会議所

 今回の参院選は、21世紀のわが国の方向を決める意味を持った重要な選挙である。小泉内閣が発足して初めての国政選挙となるが、現政権の改革路線の是非が最大の焦点になるだろう。有権者一人一人が、棄権することなく、日本の将来を見据えて一票を投じてほしい。
 わが国はいま、景気回復への確かな筋道を描きつつ、経済構造改革を断行しなければならないという大変難しい局面を迎えている。特に、将来とも日本経済を支える中小企業にいたずらにしわ寄せが生じることは回避しなければならない。改革に伴う痛みを最小限にとどめ、未来への明るい展望を開くには、どのような政策が必要なのか、いまは小泉内閣の改革路線を後押しする必要があるだろう。国民も一定の理解をしているからこそ、高い内閣支持率が維持されているものと思う。有権者は、日本が置かれている現状を踏まえ、各党や各候補者の政策をよく検討し、国の将来に対する長期的展望に立って、冷静な判断のもとに良識ある決定を下すよう希望したい。
 与野党、各候補者とも、わが国を覆う閉塞感を打破し、この国と国民が本来持つエネルギーを顕在化させて、明るい未来を描くために何が必要なのかを提示し、議論を深めてもらいたい。

以上