会頭コメント

会頭コメント

小渕首相の緊急入院について

2000年4月3日
東京商工会議所

 突然のことで驚いている。早期復帰されることを望んでいるが、病名からは治療に専念することを余儀なくされるのではないかと推測される。当面、新党との新たな連立政権の発足、有珠山の火山活動被害への対応、沖縄サミットの準備、景気回復の後押しをすべき経済運営の舵取りなど、山積する重要問題に内閣としては適時的確に対応していかなければならない。対外的な影響も大きく、このような緊急時に政治的空白は許されない。臨時代理を指名された総理の決断を多としたい。今後さらに公務復帰に多少の時間を要する事態が想定される場合には、政府として迅速な決断と実行を確保することが大事と思う。

以上