会頭コメント

会頭コメント

安倍首相の辞意表明について

2007年9月12日
東京商工会議所

 突然の辞意表明に驚いている。総理によれば、インド洋での給油活動という国際公約をめぐって小沢民主党代表との会談を申し入れたが、「民意を得ていない首相とは会談できない」とのことが、辞任の引き金になったようだ。真意はこれから明らかになってくると思う。
  われわれとしては、総理が続投され、新内閣で給油継続のための新法案を提出し、民主党との協議を続けることを期待していただけに残念だ。いずれにせよ、政治に空白が生じることは避けなくてはいけない。
  自民党としては、早く新総裁を決め、与党が一致団結して山積する課題に取り組んで、国民の期待に応えてほしい。

以上