支部会長挨拶
東京商工会議所大田支部 会長挨拶
「誠心誠意」に支部運営を展開
この度、2025年11月1日に大田支部 第9代支部会長に就任いたしました株式会社浅井 会長の浅井隆でございます。約6年にわたり会長職を務められ、大田支部の発展に多大なるご功績を残されました深尾定男 前会長に深甚なる敬意を表しますとともに、そのあとを引き継ぐ重責を改めて実感している次第でございます。
東京商工会議所大田支部は昭和35年3月21日に設立された、東京商工会議所で最も歴史のある支部です。みなさまご承知のとおり、大田区は、旧大森区と旧蒲田区が合併して誕生しました。両区の1文字ずつを採用して、「大田区」が誕生しています。大田区は関東大震災や太平洋戦争、高度経済成長などの時代を経て、工場化・ものづくりの集積地へと変わっていきました。大田区の人口は70万人を突破し、都内23区内で面積が一番大きく、商店街数や銭湯の所在数が一番多く集積する特徴のある地域であります。また、日本の国際的な玄関口となる羽田空港を擁しており、国内外の利用が大幅に増加しております。
こうした中、東京商工会議所大田支部では、人手不足の対策、価格適正化の推進、円滑な事業承継の促進、取引適正化・取引拡大など、区内中小企業・小規模事業者の稼ぐ力の向上・改善に向け事業を推進してまいります。また、区内会員企業・事業所を中心に、①中小企業の「稼ぐ力」の向上、②中小企業の「人の課題」への対応、③中小企業向けの生産性向上・DX支援、イノベーション推進、④東京の「成長する力」の向上を柱に、区内事業者が抱える課題解決や地域経済の発展等につながる事業を1つ1つ誠心誠意の気持ちで実施し、大田区内の産業振興、地域活性化に向けて区や関係団体と連携して活動を展開してまいる所存です。
会長就任にあたり、会員の皆様の東京商工会議所大田支部への変わらぬご理解、ご協力・ご支援をお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。
会長 浅井 隆