会頭コメント

会頭コメント

衆院解散について

2009年7月21日
東京商工会議所

今回の総選挙は国民にとって、今後の日本の進むべき方向について、その舵取りを託する政党を選択する極めて重要な選挙となる。
 当面する景気・雇用対策はもとより、社会保障制度改革や財政の健全化等、国民にとって安全安心な社会の実現のための道筋など、これからの日本の将来に向けたシナリオをどのように描いていくかが大きな争点と言える。
 各党においては、国民が明るい未来を展望できるよう、わが国の将来ビジョンとともに短期・中期的な課題を解決するための政策について、マニフェストによる本格的な政策論争を交わすことによって、真に国民の審判を仰ぐための選挙戦が展開されることを強く望みたい。
 同時に、より多くの有権者が政党や候補者の意見・主張に耳を傾け、投票に参加することを期待したい。

以上