会頭コメント

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第46回衆議院議員選挙の結果について

2012年12月16日
東京商工会議所

 まずは政権に返り咲くことになった自民党に対し祝福を申し上げたい。自民党による単独過半数確保という結果は、政策実現能力に対する国民の高い期待の表れであるとともに「決められない政治」への国民の審判である。強いリーダーシップにより経済危機などわが国を取り巻く難局を打開し、政治への信頼を取り戻すことを切望する。
 国民にとって、政策の選択肢を持つことの意義は大きい。その意味で、民主党はまず選挙結果をしっかりと分析し、党内体制を整えたうえで、国民の信頼回復に努めていただきたい。そして、我々の主張する政策の実現に協力することを期待する。他の政党においても、政策本位の政治の実現に尽力していただきたい。
 我々の眼前に迫るのは、底割れ寸前の日本経済である。自民党は早急に新内閣を発足させ、政権公約である「速やかな第一弾緊急経済対策」の断行から平成25年度予算編成へと、切れ目のない経済対策を講じていただきたい。そして福島再生および震災復興を加速させ、デフレ脱却・円高是正、中小企業活性化を柱にした経済成長戦略の実行に取り組むべきである。実現可能なエネルギー政策の策定、TPP交渉参加、持続可能な社会保障制度の構築、疲弊した地域の活性化なども待ったなしである。来年の参議院議員選挙後まで結論を先送りすることなく、速やかに決断し実行していただきたい。
 商工会議所としても、より具体的な政策提言を行うなど新政権に積極的に協力するとともに、経済再生などの政策の実現に貢献していく所存である。

以上