会頭コメント

会頭コメント

衆議院議員選挙結果について

2005年9月11日
東京商工会議所

  自民党の圧勝と言える結果を素直に受け止めたい。国民の厳粛な審判の結果、より安定した政権ができるのは望ましいことである。自民党はこの結果を真摯に受け止め、責任政党として国民の負託に応えてもらいたい。
  郵政民営化のみが争点となったような総選挙だったが、選挙の結果は今後4年間の国政を委ねる政権を選択する意味を持つ。郵政問題以外にも、内外の課題はまさに山積している。
  従って、安定政権のもとで、景気回復による生活の安定と持続可能な社会保障制度の確立、すぐに手を打つべき少子化問題への対応、安心安全の地域社会の再生など、国民の期待する優先順位を勘案しながら、粛々と政策課題の解決に取り組んでほしい。
  また、特に日本経済を支える地域や中小企業にしっかりと目を向けた政策運営を望みたい。

以上