会頭コメント

会頭コメント

08年サミット「首脳会議」開催地の決定について

2007年4月23日
東京商工会議所

 安倍首相が、2008年に日本で開催するサミットの「首脳会議」の開催地を、北海道の洞爺湖に決定したのは、前回の沖縄に続いて、国として特に地域開発が急がれる地域を重視したという点で妥当な判断と思う。また、最も神経を使う警備がしやすい地形であることや、北海道の美しい自然や景観を世界に発信するチャンスとお考えになったためだろう。他の候補地にとっては残念だが、前回の九州・沖縄サミットのように、首脳会議以外の行事開催地の可能性も残されている。
  豊かな観光資源を持つ北海道は、気候的にも欧州に似た風土である。夏場も冬場も観光地として国内外の人気が高い。洞爺湖サミット開催を機に、政府としても一層観光振興に力を入れ、北海道全体が国際的なリゾートとしてさらに発展していくことを期待している。

以上