東商からの重要なお知らせ

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デリバリーとテイクアウトが大きな宣伝に…コロナ前より売上アップ!

株式会社 会田商店

代表取締役 会田 弘さん
 専 務  会田 将治さん

会田 弘さん,会田 将治さん

昼から飲める、夜定食もOK!魚と日本酒が自慢の居酒屋

 学生街の江古田で、ゆっくりお酒を飲んだり、おいしい食事を楽しんだりできる「漁師のあぶり家」。朝11:00~夜中0:00までの通し営業なので、昼飲みも定食もいつでもOK! いろいろなシーンで利用できます。

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雰囲気のある蔵造りの建物。
江古田駅から徒歩2分

 ランチはメニューが豊富で、迷ってしまうほど。刺身盛り合わせをはじめ、がっつり食べたい時は、からあげなど。伊豆から仕入れる干物は炭火焼でパリッとふんわり。そして、大将(父・弘さん)の実家である福島県の農家直送のご飯がおいしい!

 日本酒は約20種を常備。希少なお酒も都心と比べてお手ごろ価格で味わうことができます。

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店内の様子

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大粒の牡蠣がジューシーな「広島産カキフライ定食」。
ランチはご飯おかわり自由、お茶・コーヒーなど
ソフトドリンク飲み放題も嬉しい

時短営業…閉店後にチラシのポスティングからスタート

 コロナ禍が訪れ時短営業になると、店舗売上だけでは苦しくデリバリーを始めることにしました。「自前でチラシを作って、閉店後にアルバイトスタッフと協力して、近隣のマンションなどにポスティングしました。いつもと違う仕事なので結構楽しかったです」と振り返ります。

 経費節約と雇用維持を兼ねて、ポスティングもデリバリー配達も他社に任せず、すべて自社で行いました。緊急事態宣言中は1件から無料で配達。アルバイトは全員が近隣大学の学生で、代々先輩から後輩へ、あぶり家の仕事を引き継いでいるそうです。

 「地方から出てきた学生さんもいるので、仕事時間が減って給料が少なくなっても食事に困らないように、まかないは出していました」

 大将と店長(息子・将治さん)、親子の作り出すアットホームな雰囲気もあってか、コロナ期間中に辞めてしまう従業員はいませんでした。

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近隣に配ったチラシ。
緊急事態宣言中は1件から無料でお届けしました

デリバリーとテイクアウトが大反響!大きな宣伝効果に

 ポスティングチラシは、想像以上に反響がありました。近隣住民の方や、会社からは大口注文が入ることもあり、多い時は一日40~50件の注文数に。店舗での仕事が減った分、配達に人員を充てることができました。

 同時に、店頭では弁当販売を行いました。からあげ弁当、塩サバ弁当、海鮮丼などお食事のほか、家飲みに合わせた「晩酌盛り」も。そのほか、お好み焼きの屋台販売でイベント感を演出したり、区役所に弁当の出張販売をしたり、その時できる工夫を重ねてきました。

 「弁当やデリバリーでお店の味を知ってもらえたことは、何よりも宣伝効果があったと思います。コロナが落ち着いたころには、客数がコロナ前よりも増えました!」

 時短営業で閉店時間を早めたことをきっかけに、通し営業に切り替えました。するとコロナ禍で昼飲みの習慣が根付いたこともあり、昼の単価がアップ。夜にも定食を提供し始めると、飲み会などのグループ客のほかに、一人で夕食を食べて帰る方もあらわれ、席の有効活用につながりました。一日のうち暇な時間がなくなり、客数・単価・回転数、すべてが向上し売上が伸びました。
※現在デリバリーは休止中。店頭・お電話でテイクアウトを承ります。

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店先で弁当販売。衛生面でも気を遣いました
(2020年4月Instagramより)

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「超晩酌盛り」お店自慢のお惣菜がたっぷり!
(内容は日替わり)

親子それぞれの活躍、それぞれのご苦労は?

 大将に経営面においてコロナ禍で苦労したことを伺うと、「給付金・助成金が出るまでの期間は一番大変だった」とのこと。

 「申請書の類いはそれまでやったことがなかったので…。銀行や信用金庫の方に教えてもらいながら取り組みました。普段からお付き合いを大切にしてきたので、苦しい時に助けてもらえました」と振り返ります。

 一方で、仕入れ担当の店長は、「コロナ禍で仕入れ先も大変でした。うちは営業を続けていたので、仕入れを止めなかったことで感謝されました。仕入れ先との会話の中で、新たなアイディアを思いついて実践したことも」。守りの大将、攻めの店長、攻守のバランスでお店のピンチを乗り切ってきました。

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区役所での出張販売で取材をうける大将
(2021年1月Instagramより)

これからの計画、これまでの歩み

 店長は、趣味をいかしてサウナ関連商品、オリジナル日本酒の開発、小規模の2号店開店など、次の構想が浮かんでいるようです。「漁師のあぶり家」は、以前は駅の反対側で営業をしていたので、通算すると江古田で17年続く居酒屋です。

 「この場所で17年続けてこられたのも、常連さんはもちろん、一見さんの一人ひとりにも誠実に対応してきたからだと思います。結果は後からついてきます」

 しみじみと振り返る大将、重みのある言葉は心に残ります。一度食べるとまた来たくなるお店、江古田に来たときはぜひ足をお運びください!

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日本酒も充実してます

東京都練馬区栄町6-10・1階(西武池袋線 江古田駅南口から徒歩2分)TEL:03-6914-9533

ホームページ:https://ryousinoaburiya-ekoda.owst.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/abriyaekoda/

営業時間:11:00~翌0:00(料理L.O. 23:00/ドリンクL.O. 23:30) 定休日:なし