東京商工会議所足立支部（会長＝近藤勝・美濃紙業(株)会長）は８月２３日（水）から２５日（金）まで、ギャラクシティ・こども未来創造館と共に「夏休みこどもおしごとらんどinあだち」を開催し、企業３０社と小学３年～６年生の児童２９９名が参加しました。

　同イベントは子供たちが、身近で活躍するプロフェッショナルの仕事を体験することで将来の職業観の育成を図るとともに、講師を企業の社員が務めることで、地域と企業のつながりを体感してもらうことを目的として開催したものです。毎日足立区内を中心とした１０社が講師を務め、職業体験の機会を提供しました。

　職業体験に先立ち、足立成和信用金庫の講師から「お金のはなし」について説明がありました。お金の一般的な知識から、１億円はどれくらいの重さ？お金をうまく数える方法を試しにやってみよう、など体験型のコーナーもあり、子供たちも楽しみながら、お金について考える機会となりました。
　その後、参加した子供たちは、参加日の講師のなかから、希望する２社を選択し職業体験を行いました。美容師や飼育、食べ物に関するお仕事など子供たちになじみの深いものから、ものづくりやリサイクル、自転車整理のおしごとなど、生活に不可欠なサービスを展開する企業の仕事まで、様々な体験が用意されました。
体験を終えた子供たちは、ギャラクシティのイベントでのみ使える「ギャラク」という仮想通貨を受け取り、買い物や貯金するなど、お金の使いかたまで学びました。

　２４日は近藤・足立区長も、熱心に職業体験を行う子供たちの様子を視察されました。

　参加した子供たちからは「いろいろな仕事を体験できて、とても楽しかった」、参加した企業からも「みんな目がキラキラしていて楽しくイベントに参加できた。元気をもらった」との声をいただきました。

　足立支部では引き続き、キャリア教育や産業人育成の取り組みをすすめてまいります。