交通運輸部会（部会長＝伊勢 勝巳・東日本旅客鉄道(株)副社長）は、2月7日(水）に「最新技術を学ぶ！JR東日本研究開発センター等視察会」を開催し、24名が参加しました。

　当日は、事業を取り巻く環境の変化に迅速・的確に対処するため、研究開発組織を集中・強化することを目的に設立された「東日本旅客鉄道(株)JR東日本研究開発センター」にて、鉄道事業者の使命である安全・安定輸送を行うための様々な試験装置の見学のほか、防災研究所と環境技術研究所の各所長からそれぞれの取組みについてご説明いただきました。
　
その後、機械設備技術者の育成、製品の開発・改良や品質向上のための研究・開発など技術サービス創造の拠点を目的に2021年4月から運用が開始された「JR東日本メカトロニクス(株)機械設備技術研修センター」に移動し、昇降機、ホームドアや券売機などの実機を備えた研修室のほか、安全体験室、訓練線路等を視察しました。

　参加者からは、「安全性への拘りはもちろん、定時性や利便性を維持向上させるための技術開発も非常に興味深かった」「企業の見えない弛まぬ努力に感動した」などの声が寄せられたほか、「中身の濃い有意義な視察会だった」といった意見を頂戴しました。