東商の活動

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日本・カナダ商工会議所協議会設立記念シンポジウムを開催しました

2014年11月5日
東京商工会議所
国際部
シンポジウムに出席した(右から)三村会頭、ビーティー会頭、槍田会長

シンポジウムに出席した(右から)三村会頭、ビーティー会頭、槍田会長

 東商・日商は10月8日、カナダ商工会議所とのパートナーシップの下、日本とカナダ両国間の貿易・投資、観光・文化、人的交流などの促進を目的に日本・カナダ商工会議所協議会(会長=槍田松瑩・三井物産会長)を設立し、5日に設立記念シンポジウムを開催しました。当日は両国政府・経済界関係者ら75人が参加しました。
 開会挨拶に立った槍田会長は、日本とカナダが今年外交関係樹立85周年を迎えたことに触れ、「両国は長く相互補完的な貿易体制を基盤に、良好かつ友好的な二国間関係を維持している。近年両国企業の投資活動が活発化するなど、今後一層の緊密化が期待できる」と述べました。そして一昨年交渉がスタートした二国間EPAについて「日加EPAは両国の経済関係を新しい段階に引き上げるもので、可能な限り早期の妥結を期待したい」と強調しました。
 第一部ではカナダのリックフォード天然資源大臣による基調講演が行われたほか、マッケンジー・クラグストン駐日カナダ大使および沼田貞昭在日カナダ商工会議所名誉顧問会長(元駐カナダ日本大使)による両国の経済関係に関するブリーフィングが行われ、第二部では「地域統合と市場アクセス」、「高齢化社会における持続的成長」と題し、両国の経済界関係者によるパネルディスカッションが行われました。
 閉会挨拶で三村明夫東商・日商会頭は「両国はアジア太平洋地域における同盟国として、また共に信頼できるビジネスパートナーとして、政治、経済、文化など幅広い分野で強固な絆で結ばれている」と述べ、その上で「TPPや日加EPAなどの経済連携は両国関係を深化させ、より幅広い経済交流を創出するものだ」と期待を込めて締めくくりました。
 

以上
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東京商工会議所
国際部
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