日本メコン地域経済委員会（委員長＝鈴木善久・伊藤忠商事㈱専務理事）は、12月18日、カンボジア・オクニャ―協会会長代理のNeak Oknha Sear Rithy氏（Chairman, World Bridge Group）を筆頭とした同協会幹部４名を迎えて交流会を開催しました。同協会は、カンボジアで「オクニャー」の称号を持つ大企業の経営者を中心に2022年に設立され、日ASEAN特別首脳会議出席のため訪日したカンボジア政府団に同行し来日されました。

Rithy氏は冒頭挨拶にて、「当協会は、製造業、農業、金融等幅広い業種から構成され、カンボジア経済界での影響力・リソースがあり、社会貢献も果たしている。カンボジアは、経済変革を迎える時期に差し掛かり、中間層の拡大、資源の豊かさ、アジアでの地理的位置、インフラも整備されつつある。海外投資において魅力的な国である。」と、同協会の活動とカンボジアの投資魅力について紹介しました。

両国代表の挨拶に続き、両国参加企業より自社紹介を行った。日本側の参加企業紹介を受け、Rithy氏は、「カンボジアの多くは中小企業で、日本の中小企業とシナジーが生まれると思う。」との期待や、「人口の約７割は３０代以下。若者は知識・技術の習得も早い。また、日本企業の進出において、大きな成長をもたらす協業が可能である。」と述べました。

本交流会を主催した日本メコン地域経済委員会は、メコン地域の投資・ビジネス環境に関する情報収集や調査･研究、当該国・地域の政府・経済界との交流を目的に活動しています。

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