東京商工会議所北支部（越野充博会長・越野建設㈱社長）は11月14日（火）、渋沢栄一翁と起業家育成をテーマにしたワークショップ「『渋沢目線』で社会課題を解決しよう」を開催。順天高等学校（北区王子本町）の生徒11人が参加しました。

当ワークショップは、昨年度から引き続き、渋沢栄一が設立に関わった東京証券取引所と東京商工会議所とが連携して取り組んでいるものです。

第1部では、東京証券取引所が参加する証券知識普及プロジェクトの教材「金融クエスト」をもとに企業の意義と役割、事業を行うための資金調達、投資の意義、SDGs など「起業」についてワークショップを実施しました。

第２部では、越野北支部会長（越野建設社長）が、「『渋沢目線』で社会課題を解決しよう」をと題した講義を実施。越野会長は、渋沢翁が日本に株式会社を導入した経緯や道徳経済合一説の意義を説明した上で、「渋沢翁が説いた『と』の思想が、現代の日本におけるイノベーションの源泉になっている」と力強く語られました。

北支部では今後も区内の小中学生を対象に同事業を展開する予定で、渋沢翁の精神や偉業を広く伝えるとともに、新一万円札の発行に向けてシビックプライドの醸成に努めていきます。