日本メコン地域経済委員会（委員長＝鈴木善久・伊藤忠商事㈱専務理事）は、7月25日、グエン・バン・ホア　ベトナム・ハウザン省人民委員会副委員長とグェン・バ・ハイ ベトナム貿易促進局（VIETRADE）商工振興投資開発促進センター副所長の両名をトップに、ベトナム各地の企業、開発公社、工業団地等１１社による訪日団一行との懇談会を開催し、両国合わせ２７名が参加しました。

今回の訪日団を組織したVIETRADEのハイ副所長は、冒頭挨拶にて、「日越外交関係樹立５０周年の年に本ミッションを派遣出来たことを嬉しく思う。両国政府・企業の協力関係のもとベトナムは経済発展している。当局が特に日本からの投資を求める分野は、エネルギー、グリーン成長など。これから経済発展が期待される地方に投資誘致したい。」と述べました。

続いて、ベトナム側を代表してホア副委員長がご挨拶され、「ハウザン省はホーチミン近郊のメコン川沿岸を代表する省の一つで、今後の経済発展に向け、工業団地開発を優先している。空港・港にも近く、現在、利便性向上のための道路インフラ整備に注力している。日本より、建設、農業、エネルギー分野に投資を期待。この来日の機会に、日本企業と知り合い情報提供し、投資誘致に結びつけたい。また、投資しやすい環境整備のため、事務手続きの円滑化と規制・制度等の整備を行いたい。」と述べました。

両国代表の挨拶の後、両国参加企業より自社紹介・PRを行い、活発な懇談となりました。

本懇談会を主催した日本メコン地域経済委員会は、メコン地域の投資・ビジネス環境に関する情報収集や調査･研究、当該国・地域の政府・経済界との交流を目的に活動しています。

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