東京商工会議所は２月14日、国土交通省関東運輸局、関東観光広域連携事業推進協議会と合同で、「第4回広域関東学生『インバウンド広域観光周遊ルート』旅行企画コンテスト」決勝戦を開催しました。

本事業は、テーマ性・ストーリー性を持った一連の魅力ある観光地をネットワーク化した広域観光周遊ルートの形成を促進し、海外への認知度向上に向けた取組の一環として、若者の既成概念にとらわれない自由な発想から生まれた旅行企画を公募するもの。
今回は昨年比、約2倍で過去最多となる68チームから応募があった。当日は、書類審査を通過した学生5チームがプレゼンを実施。プランの狙いやコンセプトを説明し、ツアーの魅力を発表しました。

7名の審査員による投票の結果、清真学園高等学校のチーム「煌」による企画「『灯』（ともしび）～時代とともに移り行く灯の旅」がグランプリを獲得しました。

挨拶に立った佐々木隆副会頭（ＪＴＢ相談役）は、「政府は広域観光周遊ルートの世界水準への改善を重要政策に位置づけており、関東広域の魅力を諸外国にアピールする追い風が吹いている」と強調しました。
さらに、「本日のコンテストをきっかけに、関東広域の魅力がより一層磨き上げられ、インバウンドのさらなる加速と関東広域への誘客拡大に弾みがつくことを期待する」と述べました。

東京商工会議所は、今後も国土交通省関東運輸局、関東観光広域連携事業推進協議会とともに、関東地方における外国人旅行者の受入環境整備推進及び関東地方の国際的な観光認知度向上に向けた広域観光の取り組みを推進してまいります。