武田会長、松本まちづくり・観光特別委員長、国分・中小企業・税制特別委員会副委員長、勝亦・中小企業・税制特別委員会副委員長は８月５日に濱野品川区長に対し、「令和２年度品川区中小企業振興策に関する要望」を提出いたしました。主な要望項目は以下のとおりです。


◆主な要望項目

Ⅰ．概ね10年後（2030年頃）を見据えた中長期的な政策提言

「住んで働いて魅力あるまち品川の実現に向けた提案」

　１．新たな成長を取り込み、品川の競争力を高めるための政策
　（１）Society5.0 の社会実装に向けた実証実験地区へ
　（２）羽田空港やリニア駅など国内外の広域交通アクセスに優れた立地特性を活かしたグローバル企業の誘致
　（３）イノベーションを支えるスタートアップ企業が集う活気あるICTタウン
　（４）大崎・大井町・五反田駅周辺の再開発・新しいまちづくりの推進

　２．住みやすい、育てやすい品川の実現に向けた政策
　（１）保育施設や高齢者支援施設の設置促進
　（２）保育士の育成および再就業促進に向けた支援の拡充
　（３）若年外国人の増加に併せた教育環境の整備
　（４）荏原地区等へのテレワーク向けシェアオフィスの設置
　（５）高齢者にも優しい区内公共交通の整備

　３．主要政策の効果測定に資するＫＰＩ（重要業績評価指標）の設定

Ⅱ．次年度の予算編成に向けた重点要望

　１．地域経済振興策の拡充・強化
　（１）「品川区産業振興ビジョン（仮称）」の策定
　（２）区内成長産業である情報サービス業の振興
　（３）地域経済を支える企業の存続に向けた事業継続支援の拡充
　（４）中小企業の人材確保支援
　（５）中小企業の販路開拓支援
　（６）区内小規模事業者への金融支援（マル経融資制度への利子補給の継続）

　２．魅力あるまちづくりの推進
　（１）ＪＲ広町アパート跡地再開発に向けた積極的な働き掛け
　（２）水辺や商店街等を活用した都市型観光の推進
　（３）災害に強いまちづくりの推進
　（４）安全・安心なまちづくりの推進