スペシャルインタビュー #03

小林 麟太郎

企業のマッチングを図り、
事業者の販路を拡大する

ビジネス交流部 商談会・物産展事業


ザ・商談!し・ご・と発掘市/飲食店応援物産展

事業部門
ビジネス交流部 ビジネス交流センター

小林 麟太郎

私は、ビジネス交流部で商談会・物産展の企画・運営に携わっています。

商談会は仕事の発注をしたい事業者と、技術を売り込みたい受注企業のマッチングを図ることで、事業者の販路開拓につなげる事業です。全国の商工会議所等と連携して、工業、食品などの業種でそれぞれ特色のある商談会を開催しています。
また、主に事業者とその商品の魅力をより多くの人に伝え、新たな販路を創出することを目的に、東京商工会議所本部ビル1階で物産展を開催しています。消費者に販売するだけでなく、商談機会のきっかけづくりや食品バイヤーを繋ぐ場として機能していて、中には物産展当日を商談の場として活用される方もいます。

商談会は年10回程度、物産展は3~4か月に1回のペースで開催しています。

商談会の仕事では、事業者にとってより良い形で商談が進むよう、事業者同士のミスマッチが発生しないように配慮するのも東商の職員の大切な役割です。また、物産展においてはただ事業者の方々に出展してもらうのではなく、「オフィス街・丸の内」に出展することのメリットをご説明し、物販に付随する効果までお伝えすることが使命だと考えています。出展者からフィードバックをもらい、次回の開催に生かすところも大事な仕事になっています。

商談会や物産展が販路拡大の貴重な機会であり、将来的なメリットがたくさんあることをしっかりと理解していただけるよう、事業者の方とのコミュニケーションを普段から意識しています。

上辺だけでなく、本質的な部分を積極的に学んでいく姿勢を大切に

小林 麟太郎

私が考える事業の一番の魅力は、目の前で商談が行われ、企業と企業の結びつきが見えるところです。また事業者の成果も見えやすいのでそこが仕事のやりがいになっています。

ただ、東商の8万を超える会員様に当事業の魅力を伝えきれていないと感じている部分もあるので、事業者の方からフィードバックをもらいながら、商談会や物産展の利点をもっと伝えていきたいと思っています。伝え方についても、来年3月の商談会については新聞やチラシなどを使ってアプローチ方法を増やしたり、事業の魅力がわかりやすい資料を作ったりなど、私も制作に関わりながら新しい取り組みを始めています。

業務に取り組む上で大切にしていることは、前向きに仕事をすることです。

新卒2年目で、学生時代の専攻とは異なる分野に関わる中で、よくわからないから上辺だけで仕事を回すのではなく、「なぜそうなっているのか」という本質的な部分を積極的に学んでいく姿勢を大切にしています。普段から展示会を見に行ったり、専門分野の書籍を購入して情報収集したり、商談会や物産展開催後に時間をおいてアンケートを取り、事業成果を吸い上げて悪いところは改善するといったような、「情報収集、企画、実行、改善」のサイクルを実行するようにしています。

プロジェクトメンバー紹介

小林 麟太郎

事業部門
ビジネス交流部 ビジネス交流センター

小林 麟太郎

Q1.入所のきっかけは?

人が喜ぶ姿を見たいと思い入所しました。

大学の時に落語研究会に所属していて、人が笑顔を見せてくれることに充実感がありました。社会人になったら、自分の仕事で目の前にいる方が笑顔になるような仕事がしたいと考え、東商に入ることで、事業者の身近でそれが実現できるのではないかと思ったんです。また商工会議所は全国各地にあり、目の前の事業者から全国各地の事業者まで関われるスケールの大きな仕事に醍醐味を感じています。

小林 麟太郎

Q2.今後の目標は?

販路拡大事業に携わっているなかで、自分の知識や能力がまだまだ足りないと思う分野についても対応できるように、経営相談、政策提言といった色々な部署で働きたいと思っています。未経験の仕事がたくさん待っているワクワク感がありますね。

また漠然としていますが、東京の企業を活性化していくことによって日本経済を良くしていきたいとも思っています。学生時代、周りに誰一人日本の未来が明るいと思っている人がおらず衝撃を受けた思い出があります。私自身が日本経済に影響を与えられるような仕事をしていきたいですね。

Q3.休日の過ごし方は?

高校時代までずっと野球をやっていて、友人などと一緒に野球やゴルフなどをプレイしています。高校時代よりも純粋に野球を楽しめています。

Q4.東商はどんな職場ですか?

いい意味で入所前と後でギャップがありました。入所前のイメージだと役所のような、無機質な職場で、キーボードをひたすらカタカタ打っている、静かに働く職場という感じでした。きっとキラキラしていないんだろうなと…(笑)

でも実際に働いてみるとそんなことは全くなく、入所直後から皆さんに気さくに話しかけてもらって、気持ちよく働ける職場だと感じています。仕事上でほとんど接点を持たない方にも話しかけてもらったり、ご飯を食べに連れていってもらったり、すごくオープンな職場です。様々な部署の先輩方と関わる機会が多い中で、自分が30歳になった時どうなっているかといった話も聞けて、自分の将来像を描きやすく、とても働きやすいです。

学生・求職者へのメッセージ

東商を良く知らない方はお堅いイメージがあるかもしれませんが、経営相談だけでなく、商談の運営など本当に多様な仕事があり、飽きることはありません。

多くの事業者に接することができる点も、やりがいがある仕事です。