政策提言・要望

「中小企業の国際展開に関する重点要望」について

平成25年7月11日
東京商工会議所
中小企業部

 東京商工会議所(岡村正会頭)は、中小企業国際展開推進委員会(委員長:大久保秀夫特別顧問・フォーバル会長)において、標記要望を別紙の通りとりまとめました。要望内容が国の中小企業国際展開支援施策に具体的に反映されるよう、今後、政府や政党、関係省庁等に対し強く働きかけていきます。
 要望では、成長著しいアジアの需要を積極的に取り込み、日本全体のさらなる成長に結びつけていくためには、グローバルな視点にたって中小企業の競争力を強化することが重要であるとして、「中小企業の視点に立った支援体制の強化」を最重点項目に、「海外の需要を取り込むための支援」、「グローバルな視点で競争力を強化するための支援」、「国内外の環境整備の促進」の4点を掲げ、中小企業の国際展開への支援を要望しています。

【主要項目とポイント】

○最重点項目 (概要版の中段右側)
 「中小企業の視点に立った支援体制の強化」として(1)ワンストップ支援体制の強化、(2)国内外一気通貫の支援、(3)情報の一元化、の3点を掲げている。

◆ポイント◆
 最重点項目の中でも(1)ワンストップ支援体制の強化、を本要望の目玉としている。国際展開に関する支援策は数多く創設されているが、募集時期や要項、申請窓口などは各省庁がバラバラなため、中小企業にとっては使い勝手が悪く、縦割り行政の弊害を指摘する声も上がっている。それを打開するためには省庁の壁を越え、ワンストップで支援する体制を強化すべきだとしている。


○要望項目(概要版の下段)
・「海外の需要を取り込むための支援」では、(1)わが国企業が国際競争力を持つ分野の育成、(2)地域の資源を活用したグローバル戦略特区、(3)インバウンドの推進による中小企業のグローバル化支援、(4)クール・ジャパンの推進。

・「グローバルな視点で競争力を強化するための支援」では、(1)F/S支援の実効性を高めるための仕組みの見直し、(2)国際展開を推進する人材の育成(3)在外日本人商工会議所や現地商工会議所との連携強化、(4)グローバルな展開を促進する支援。

・「国内外の環境整備の促進」では、(1)資金調達・金融支援、(2)知的財産権等の保護・強化、(3)FTA・EPA締結推進による競争条件の実現、(4)投資協定・租税条約・社会保障協定等の締結。

以上

【本件担当・問い合わせ先】
東京商工会議所
中小企業部
担当 石井・梶原・関根
TEL 03-3283-7754