東京商工会議所北支部（越野充博会長・越野建設（株）代表取締役社長）は、東京証券取引所ならびに北区と連携し、3月5日（火）～7日（木）にかけて北区立田端中学校（障子幹校長）の3年生を対象に起業体験ワークショップを開催しました。

北支部では当所と同様に渋沢栄一翁が設立に関わっている東京証券取引所、渋沢翁が居を構えた東京都北区と連携し、渋沢翁が生涯を通じて取り組んだ人材・教育支援の活動に倣い、「渋沢栄一と起業体験」をテーマに３団体による起業家教育を実施しています。

今回は「キャリア教育」に熱心に取り組んでいる田端中学校で3日間の起業体験ワークショップを行いました。初日はチーム(会社)ごとに事業計画書を策定、2日目は各社の事業計画についてのプレゼンテーション、3日目は会社の設立手続きについて学びました。
3日目の最後には、北支部の越野充博会長による、渋沢翁と起業家育成をテーマにした講話を実施。
越野会長からは「今回のワークショップで学んだ「起業プロセス」こそが、渋沢が導入した資本主義の仕組みの一部であり、渋沢の思想に今も通用する現代性、先進性、持続性を見出してほしい」、渋沢翁の言葉を借りて「自ら箸を取れ！」とメッセージを送りしました。

なお、北支部では今後も引き続き様々な団体と連携し、渋沢翁の思想・考え方を発信していきます。