東京商工会議所北支部（越野充博会長・越野建設㈱社長）は11月16日（水）、学校法人順天学園のGlobal Week2022※において、東京証券取引所と連携して「渋沢栄一と起業体験」をテーマにワークショップを行います。渋沢栄一が設立に関わった東京証券取引所と東京商工会議所とが連携して起業家教育を行う初めての取り組みです。

　渋沢栄一が愛し、住居を構え、日本を導く拠点とした東京都北区王子に拠点を置く当支部では、新一万円札の採用が決定して以来、同区の魅力をより一層区内外に発信するとともに、初代会頭を務めた渋沢栄一翁の精神を広く周知・啓発することを目的に、様々な事業を展開しております。

　このたび、渋沢翁が生涯を通じて取り組んだ人材育成・教育支援の活動に倣い、青少年向けに金融リテラシー向上の支援を行う東京証券取引所と連携し、順天高等学校の生徒を対象にワークショップを行います。

　本ワークショップでは、東京証券取引所が参加する証券知識普及プロジェクトの教材「金融クエスト」をもとに企業の意義と役割、事業を行うための資金調達、投資の意義、SDGsなど「起業」について学びます。加えて、当支部会長の越野充博氏より、「渋沢栄一の生き方から社会起業家に必要なことを考えよう」というテーマでお話します。


※順天学園Global Week2022について
スーパーグローバルハイスクール（SGH）の事業の一部として2016年に始まった取組み。探究活動の情報源として位置付け、生徒と話題提供者が立場を超えて学び合う協働的なワークショップ。対象は同校の中等部3年、高等部、教職員など。話題提供者は大学教員、企業・団体・官公庁の職員など。1トピックあたり90分で行う。