観光委員会（委員長＝田川副会頭・株式会社ＪＴＢ相談役）は、３月２３日、東京の魅力再発見プロジェクト第2弾「東海道品川宿の義理人情と水辺を活かしたまちづくり」視察会を開催し、１４名が参加しました。

　本プロジェクトは、コロナ禍で打撃を受けている都内観光の消費喚起、観光関連産業の早期復活を図ると共に、東京の新たな観光ルートのモデル形成につなげることを目的として事業を展開しています。

　五街道の起点である日本橋に焦点をあてた第1回視察会に続き、第2弾となる今回は東海道第一宿場町の品川宿に触れ、地元事業者による歴史を活かしたまちづくりの取組を視察。続いて、平船に乗船し目黒川沿いの景観を眺めながら天王洲へ移動。アートと水辺により地域社会・住民と観光客との調和を図り、新たな街の魅力を創造する天王洲エリアの取組等について説明を受け、アートと水辺を活かしたまちづくりを視察しました。

　参加者からは、「品川宿周辺は、まち並みが整備されていて歩きやすく、点在する史跡から歴史が感じられた」などの声が寄せられたほか、「東京の観光資源はたくさんあるが、最近注目を集めている水辺観光の魅力を実感できた」といった意見を頂戴しました。

　今後も本プロジェクトでは、東京に住み働く方が、東京の多彩な魅力に触れ、関心を深めていただくことを通じ、東京の郷土愛を醸成し、都内観光の活性化を図ることを目的に、各種事業を展開してまいります。