東京商工会議所青年部（加藤貴久会長・東立電機(株)代表取締役）は6月16日（水）に、日本工学院専門学校（学校法人片柳学園、東京都大田区）との共催により「東京商工会議所プレゼンツ『未来学2021』」を開催し、「10年後に輝く人材になるために」をテーマに据え、これからの社会を担う「未来の若者」が、今後実現が想定されるテクノロジーや、変化していく社会の姿などについて学ぶ場を提供しました。
　日本工学院専門学校は、工学をはじめ、IT、デザイン、エンターテインメント、医療まで幅広い分野において人材育成を行う技術専門学校であり、当所青年部との共催での特別講義は2020年度から実施しています。
　今回の「未来学2021」では、井上博貴氏（東京商工会議所青年部副会長・愛知産業㈱代表取締役）が講師となり、「Imagine Your Future～活躍の場は、あなた次第～」と題して講演し、171名の学生が聴講しました。
　講演では、井上副会長から「『キャリアを積む』とは、その仕事に取り組む中で、身につけていく技術・知識・経験に加えて、人間性を磨いていくこと。そして、プライベートも含めた自分自身の生き方を磨いていくこと」と語られ、そのために必要なスキルについて説明がありました。
　また、「就社（＝会社に就く）ではなく就職（＝職種に就く）」という意識を持つことで自身の市場価値ややりがいの向上に加え、選択の幅が広がっていく等、就職活動へのアドバイスも送りました。
　最後に、「若さを武器に、ポジティブに挑戦し、色々なことを経験し吸収してほしい」とメッセージを送り、「自分が自分自身の人生を思い描きその未来を手に入れる為 に、自ら考え、行動すること」が、キャリア形成で重要になると示しました。
　講演終了後、学生からは「『自分から挑戦』することが大切だと感じた」や「ただ生きるのではなく、常に課題を見つけ解決していくことが成長に繋がると感じた」などの感想が寄せられました。
　東京商工会議所青年部では、今後も様々な分野で活躍する経営者の講師派遣に協力し、学生たちを応援する取り組みを継続的に実施していきます。

◆ご参考

• 青年部 日本工学院専門学校にて特別講義「東京商工会議所プレゼンツ『未来学２０２０』」（１２月１４日）を開催しました