東京商工会議所青年部（井上博貴会長・愛知産業(株)代表取締役）は9月5日（月）に、日本工学院専門学校（学校法人片柳学園、東京都大田区）との共催により「東京商工会議所プレゼンツ『未来学2022』」を開催しました。
　今回の「未来学2022」では、倉田大輔氏（東京商工会議所青年部副会長・池袋さくらクリニック院長）が講師となり、「～私が医師として考える”情報”との向き合い方～」と題して講演し、機械設計科および電子・電気科の186名の学生が聴講しました。
　講演では、倉田副会長自身の実体験を交えながら「現代における情報の分析や収集においては、迅速性、正確性、情報発信者の考え方や思いなどが混在している。1つの媒体だけではなく、複数の情報を入手し、解釈することが大切」と語られました。
　また、「先生や友人や先輩後輩など、多くの人と話をする『コミュニケーション』が大事。本や新聞、映画や漫画を含めて、多くのことに興味を持って欲しい。様々な情報を入手し分析する機会を作る、自身で行動して情報を集めることをして欲しい」と学生にアドバイスを送りました。
　講演終了後、学生からは「情報をそのまま受け取るのではなく、色々な角度から情報を集めたり、自分の考えを持つことが重要だと分かった」や「物事の捉え方や視野が広がるきっかけになった」などの感想が寄せられました。
　日本工学院専門学校は、工学をはじめ、IT、デザイン、エンターテインメント、医療まで幅広い分野において人材育成を行う技術専門学校であり、当所青年部との共催での特別講義は2020年度から実施しています。
　東京商工会議所青年部では、今後も様々な分野で活躍する経営者の講師派遣に協力し、学生たちを応援する取り組みを継続的に実施していきます。

◆ご参考

• 青年部 日本工学院専門学校にて特別講義「東京商工会議所プレゼンツ『未来学２０２０』」（１２月１４日）を開催しました
• 青年部 日本工学院専門学校にて特別講義「東京商工会議所プレゼンツ『未来学２０２１』」（６月１６日）を開催しました
• にて特別講義青年部 日本工学院専門学校「東京商工会議所プレゼンツ『未来学2021』」（１１月２２日）を開催しました