東京商工会議所は、11月9日、中小企業・小規模事業者を取り巻く現状や必要な支援策などについて意見を交わすことで、中小企業の活性化策の共通理解を深めることを目的に「中小企業庁幹部と東商幹部との意見交換会」を開催しました。

　中小企業庁からは安藤長官、前田次長、吉野中小企業政策統括調整官、木村事業環境部長、奈須野経営支援部長、東京商工会議所からは大久保副会頭・中小企業委員長、田中副会頭・税制委員長、宮入事業承継対策委員長、郡労働委員会共同委員長、石田専務理事が参加しました。

　今回は中小企業・小規模事業者の喫緊の課題である「働き方改革」や「事業承継」のほか、一年後に迫った消費税軽減税率制度への対応等について意見交換を行いました。冒頭の大久保副会頭からの挨拶の後、安藤長官からは「大きな構造変化、制度の変化により、中小企業にも大きな変化をしていただく必要がある。それに伴い、常に中小企業に寄り添う商工会議所の役割も一層重要になってくるものであり、期待している」との発言がありました。その後、各出席者から各テーマに関する活発な意見交換がなされました。
　当商工会議所では、引き続き、中小企業支援の充実・強化に向け要望活動を行っていきます。