東商の活動

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「第10回TOKYO DISCOVERY」視察会~水上タクシーで巡る地域の宝~ 開催しました

2016年10月31日
東京商工会議所
地域振興部
参加者全体での記念撮影

参加者全体での記念撮影

錦糸町街あるきと深川江戸資料館(右下)

錦糸町街あるきと深川江戸資料館(右下)

水上タクシーの様子

水上タクシーの様子

東京商工会議所は、10月31日(月)に「第10回TOKYO DISCOVERY」~水上タクシーで巡る地域の宝 ~を開催しました。

 TOKYO DISCOVERYとは、東京商工会議所が進める都市型観光プログラムです。
著名な観光施設ではなく、地域に根差した街並みや商店街・町工場・都市インフラなど、日常を観光資源とした「都市型観光」を特色としています。

今回は、2015年に開設した東京の魅力発信サイト「東商 地域の宝ネット」に各支部から寄せられた地域の素材を巡るコースを、2020年に向けて水辺を生かした街づくりや水上交通の活用が検討されていることから、今年から本格営業を開始した「水上タクシー」を観光の足として利用しました。
 普段は、あまり馴染のない身近な観光資源を広域に組み合わせ、その移動手段として新たに「水上タクシー」を利用することで、観光素材を発掘して磨き上げ、新しい観光プログラムを創りあげることを目的として開催しました。

 最初に、墨田区の錦糸町駅からスタートして東京スカイツリーまでの間「墨田区観光協会の観光ガイド」の案内のもと鬼平犯科帳ゆかりのスポットである法恩寺や、古くから続く老舗のお菓子店などを詳しく解説いただき、東京スカイツリーを見ながら新旧が織りなす街並みを歩きました。

 続いて、東京スカイツリー前の北十間川のおしなり公園桟橋から次の目的地である江東区の「深川江戸資料館」まで、東京ウォータータクシーの「水上タクシー」に乗船して横十間川、小名木川を経由し移動しました。途中Xの形をしたユニークな「小名木川クローバー橋」や、日本のパナマ運河とも呼ばれている「扇橋閘門」など水上ならではの名所を船上から楽しみました。

 次に小名木川の高橋桟橋で水上タクシーをおりて清澄白河の「深川江戸資料館」を訪れました。一見すると公民会のような外観からは、想像できない江戸時代末の深川の町並みが実物大で再現されており、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようで、想像以上にリアルで、当時の様子がわかる施設でした。

 最後の移動は、再び小名木川の高橋桟橋から、隅田川に合流し、東京湾に出て、今話題の豊洲市場を海上から視察した後に、勝鬨橋の桟橋で下船し築地を散策しました。

 参加者からは、「水上タクシーならではの小回りが利いた移動が良かった」「普段何気なく歩いていた地区も思わぬ観光資源あり楽しめた」「観光ガイドや、水上タクシーの船長の案内が面白かった」などの声が寄せられた。

 今後も、当所では、地域資源を活かした観光振興事業を推進していきます。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 矢吹・小島・渡邊
TEL 3283-7658
FAX 3283-7633