東商の活動

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田川副会頭・トラベル&ツーリズム委員長が都立高校で出前授業を行いました

2023年12月21日
東京商工会議所
地域振興部
熱心にメモを取りながら講演を聞く生徒たち

熱心にメモを取りながら講演を聞く生徒たち

講師:田川 博己 副会頭・トラベル&ツーリズム委員長

講師:田川 博己 副会頭・トラベル&ツーリズム委員長

 田川 博己 副会頭・トラベル&ツーリズム委員長(JTB相談役)は、12月21日、港区にある東京都立芝商業高等学校にて出前授業を行いました。

 本授業は、都民が地元に対する理解を深め、東京に愛着・誇りを持つこと、つまり「シビックプライド(郷土愛)」の醸成により、将来のツーリズム産業を支える担い手を育成する観点に基づき、同校協力のもと開催されました。

 当日は「観光による地域活性化とシビックプライドの醸成」と題して、同校に通う高校二年生、約130名に向けて講演を行いました。講演では、地域活性化・地方創生につながるツーリズム産業の波及効果や可能性について説明を行ったほか、魅力的な観光まちづくりに向けたシビックプライドの醸成、地域ブランドの創出・育成の重要性について、事例を交えながら語られました。
 また、シビックプライド醸成に資する東商の取組みとして、本年11月に発行した「東京三昧カレンダー特別号」を配布したうえで、地域の文化や歴史・伝統を知ることが欠かせない、と話されました。

 講演後の質疑応答では、旅行会社が果たすべき役割や稼ぎ方など、率直な質問が飛び交ったほか、観光コンテンツが乏しい地域におけるブランディング手法に関する質問が出ました。田川副会頭は「長年、ツーリズム業界に携わっているが、観光資源が皆無な地域は存在しない。魅力を見つけて発信することが大事」と、長野県阿智村(日本一の星空ナイトツアー)の事例を引き合いに出して応えるなど、活発な質疑応答が行われました。

 最後に、生徒を代表して生徒会長から感謝の辞とともに、「すそ野が広いツーリズム産業がもたらす影響力を知ることができた。まずは自身の地元のことを深く知り、発信できるように努めたい」と、講演内容を踏まえた今後の抱負を述べられました。

 東京商工会議所では、今後も東京へのシビックプライド醸成につながる各種事業を展開してまいります。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 原田・多田
TEL 03-3283-7658